【貯金方法】知ってる人こそラクして貯める！貯め体質を作る３つの習慣

これからの日本は貧富の差がどんどん開いていくと言われています。金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査」では、「30代で貯蓄が0の世帯は6世帯に1世帯で、貯金があっても投資をしていない人がほとんど」だという結果が出ていますが、あなたはお金と真剣に向き合ったことはありますか？

オススメの貯金方法とお金を貯めるコツについてお話しします。お金を貯めるためのポイントは大きく次の3つです。

収入の一部を最初からないつもりで貯金する（なかったこと貯金）
大きな目標と小さな目標を決める（小さな成功体験がないと続かない）
一回でもいいので一ヶ月の支出を把握する（定期的な確認がオススメ）

お金を貯める考え方を身につけていかないといつまでも辛いままですよ？具体的に説明していきましょう！

なぜお金が貯まらないのか？

お金が貯まらない理由は、誰もがわかることですが、「収入＜支出」が多いからです。貯金をしようと思うなら、収入を増やして支出を減らせばいいのです。また、お金が貯まらない人のよくある特徴として、以下のものがあります。

目的や目標額を決めずに何となく貯金をしている
収入の額を基準に生活している
自分の支出の内訳を把握していない

人は弱い生き物なので、目標もなく、何となく貯金は長続きしなかったり、貯めている途中で使ってしまったりします。また、今の収入額を基準に生活していると、たとえ収入が上がっても収入に合わせて生活水準も上がり、結果的に支出も上がってしまい、貯金が難しくなってしまうのです。

生活の基準（目標や目的）を決め、逆算して考える

計算機お金を貯めるためにすることは簡単です。お金が貯まらない人の行動と逆のコトをすればいいのです。

目的や目標額を決め、逆算して考える

貯金は何となく貯めていてもなかなか貯まるものではありません。自分はどんな生活をしたいのか、人生の価値観マップをつくってみましょう。そして、理想の生活をするにはいくら必要で、どうすれば達成できるのかを考え、目標を立てましょう。目標があったほうがちゃんと貯めていけるのです。行き当たりばったりな工面ですと、辛いのは理解できますか？

「目標から逆算して考える」ことがとても大切なキーポイントです！

大きな目標と小さな目標を設定し、成功体験を得る

目標は、大きな目標と小さな目標をそれぞれ設定しましょう。大きな目標だけだと達成する途中で息切れしてしまいます。逆に小さな目標だけだと途中で気が緩んでしまいます。最終ゴールまでの途中地点に小さなゴールをいくつも用意しておくことで、適度に達成感を味わうことができ、貯金を続けやすくなります。

大きな目標例

週2日だけ働けばいい生活
趣味中心の自由な生活
不労所得が給料と別に月10万円ほしい
最低限の生活ができればいい

などです。大きな目標を達成するための基本はコツコツが大切です。

小さな目標例

生活防衛資金100万円を貯める
毎月3万円貯金する
月1万円を副業で稼ぐ

など、そこまで時間もハードルも高くないことを設定するといいと思います。

何にいくら使ってるか知ってますか？

お金を貯めるために大事なことのもう一つは現在の収支を全部洗い出すことです。いくら収入があっていくら支出があるのか、どんなことにお金を使っているのか？

固定費と変動費を洗い出し、雑費は雑費として計上するのではなく、本代など、細かく分けて書き出しましょう。家庭の収支を把握できていない人に貯金はできません。1カ月分の支出を一回でもいいので全部洗い出しましょう。

少額の節約は、手間がかかる割に効果が薄い

小さい額の固定費削減も大事ですが、手間がかかるわりに効果が薄く、面倒でよほどでないと続きません。それに安い食材を買うなどの節約は、心が寂しくなってしまうのでオススメしません。自己投資や情報収集関係の費用も削らないようにしましょう。特に今は情報を持っている人が強い時代ですので、情報にアクセスできない状態はつくらないようにしましょう。

お金についてあまり意識せずに生きていると、勝手にお金が出ていって資産が貯まらない状態になりがちです。収入源を増やしたりできれば一番いいのですが、いきなり収入源を増やすのは難しいです。だから誰でも簡単にすぐできる、無意識に出ていっているお金の流れをせき止めることからやっていきましょう。

人生で一番高い買い物「家/車/保険」を見直す

家と車と保険は生活を苦しくする大きな要因です。この3つを見直すことによって生活がずっと楽になります。

基本は金額が大きい固定費から削っていきます。特に見直すところは、「家賃、保険、車、携帯」です。保険や携帯などは見直しを行っても効果が高い割にそこまで生活に支障をきたすことがありません。

「家」は購入の必要性をよく考えて、賃貸や中古も検討しましょう。
「車」も心が満足するかは置いておいて、あくまで移動のための手段として安い中古車を買いましょう。
「保険」に関してはたくさんの種類がありますが、必要な保険は掛け捨ての生命保険、自動車保険、火災保険など最低限なものだけ加入しましょう。

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給料を増やすよりも「固定費を減らす」ほうが圧倒的に楽で効果的！

給料をすぐに上げるより、固定費を下げるほうが簡単であることが多いです。

支出を洗い出したら、次に費用の見直しをして支出を抑えていきましょう。支出を1万円減らすことは給料が1万3,000円増えたことと同じ価値があります。手元に来るお金というのはお給料から税金が引かれたものです。手取り1万円を得ようと思うと、1万3,000円ぐらい給料を上げないといけません。

実際に給料を増やすよりも支出を減らすほうが圧倒的に楽なので、積極的に見直し固定費を下げるほうが効率はいいんです！

家、車、保険を揃えた普通の水準と言われる生活をしていると、月30～40万が必要になります。手取り25万の平均的な家庭だとお金が足りません。だから独身時代の貯金を少しずつ使っていたり、奥さんがパートに行ったり、いろんな経費を削ってすごく我慢してる人が多いと思います。

家は買わずに賃貸で、保険は最低限にして、車も手放すとか中古の車にして、携帯を格安シムに変える。それだけでだいぶ月の費用が変わります。住んでいるところが田舎で車が手放せない人とかいると思うので、必要に応じて各自で判断しましょう。

家の支出を見直して固定費が10万削減できたなら、給料が13万上がったのと同じなのです。固定費削減にはそのぐらいの効果があります。

支出の見直しをやりだすと本当に認識が変わって、あれもこれもと見直しをやりたくなると思います。そして、今日必要だったものでも一年後には不要になっているものとかあると思うので、定期的に見直すことも大切です。

お風呂にお湯を貯めようとしても、底の栓が開いたままだと、一生懸命たくさんお湯を入れても貯まりません。まずは出て行くお金をせき止めましょう。

それにコストがたくさんかかっているとやっぱり苦しいので、固定費を下げるというのは精神安定剤にもなりますよ！

まずは「お金を貯める力/守る力/増やす力」を養う

お金が全てではないですが、物を買うにしても投資に使うにしてもお金が原資なのは変わりません。だからまずは「ある程度お金を貯めることが大事」です。お金があれば車もローンで買わなくて一括払いができれば、金利がかからずに済みます。まず先に「お金を貯める力がないと、稼いでも貯められない」んです。

宝くじで１億円当たったとしたら何をしますか？
いい家と車を買って旅行にいくと思ったりしがちですが、突発的な収入があったとしても「お金を貯める力＆守る力＆増やす力」がMIXされないとたちまち無くなっていきます。

お金の勉強は、本当に大事です。世界中がお金という便利な道具を使っているのにも関わらず日本の教育にお金の勉強がありません。だからこそ自分で勉強するしかないのです。

支出を見直して現在の収入の中でやりくりするというのはすごく大事で、大きくお金を稼いだ中で、「見直す力」というのはすごく大事な力になってくるのでちゃんとできるようになりましょう！

収入が上がっても、生活水準は比例してはいけない

副業をしたり、支出を見直したり、節税をするなどしていくことによって収入は上がっていくと思います。しかし仮に収入が上がっても、収入基準の生活をしていると、生活の質も一緒に上がってしまい、結局支出が増えてしまいお金は貯まりません。たとえ年収が1,000万円でも400万円程度の生活を心掛けることで、後々すごく楽になります。

お金を貯める考え方まとめ

収入－支出＝貯金です。お金を貯めるには、収入を上げる、支出を減らす、節税をすることです。

貯金を成功させたいのなら目標をつくりましょう。さらに支出を見直して、金額が大きく効果の高いものを優先的に削減していきましょう。特に固定費は徹底的に見直してください。オススメの貯金方法は、収入の一部をなかったことにする「なかったこと貯金」をオススメします。貯金の基本は収入基準の生活をしないで、コツコツ貯めて、そこから運用することです。

確かに未来も大事ですが、今も大事なことを忘れないでください。浪費は心を豊かにしてくれるものですので、たまには遊びも必要ですのでバランスを大事にして、最終的に各自が自分の人生の目標に合わせて豊かな人生にしていってください！