考え方

人生が変わる!いい質問の仕方6選

あなたは自分がなにかわからないことがあったとき、どういう手段で解決していますか?自分で検索したり参考文献を読んだり、いろいろな手はあると思いますが、人に質問することは問題解決にとても有効な手段です。しかし質問の仕方を間違ってしまうと、上手く情報が得られなかったり、最悪の場合、回答者に嫌われてしまうことも。

いい質問は人生を変えます。今回はいい質問とは具体的にどういったものなのか、例を挙げながら見ていきましょう。

いい質問の仕方6選

①質問にゴールがある

まずいったい何が聞きたいのか、聞きたいことを明確に記載している質問はいい質問です。

この質問の仕方はとても簡単で、一番最初に「○○について聞きたいのですが」と聞きたいことを持ってきてしまいます。すると回答者も「○○について答えればいいのだな」と心構えができるので、格段に答えやすくなるわけです。

逆に「○○について質問なのですが」と前置きしているのに、複数質問を入れてきて何が聞きたいことなのかわからないことがあります。これは良くない例です。他に「このチョコレートの価格設定について聞きたいのですが、そもそもコンセプトはなんですか?」と、違う質問を入れてくるのも回答者を混乱させてしまいます。質問者の話の流れがあるのかもしれませんが、回答者は聞かれたことに対する回答を考えながら答えています。なるべく回答者が答えやすい言葉を選びましょう。

②前提条件がハッキリしている

質問をする上で前提条件をハッキリさせるのはとても大切です。これがないと回答者は答えようがないからです。どんな人にもばっちり当てはまる答えは存在しません。みんなひとりひとり立場が違い、前提条件が違うと同じ質問でも全く違う答えが必要になってきます。

前提条件をハッキリさせるにはポイントがいくつかあります。まずは自分が自分の立ち位置を客観的に見れているか。数字で表せる情報が多くあると他人にデータが伝わりやすいですね。また、質問に関係ある前提条件だけをピックアップするのも大切です。関係ない条件をたくさん書いても回答者が読むのが大変になるだけです。

③自分でできるところまで調べている

質問をするのが一番早い方法だと思っている人の中に、ちょっと勘違いをしている人がたまにいます。それは自分で調べる前に質問してしまう人。なんでも聞けばいいと思っていると、そのうち回答者に相手にされなくなってしまいます。それはそうですよね。今は手元に一人一台スマートフォンがある時代です。

大抵のことは自分で調べたら答えが出てくる時代に、自分で調べることを放棄している人は致命的です。いい質問をする人は、自分でわかるところを限界まで調べます。それで答えが見つからない時だけ、人に質問します。調べているかどうかは、回答者にはすぐにわかります。限界まで調べている人には、回答者も快く答えを教えたくなりますね。

④質問がきれいにまとまっている

相手に質問をする時、自分の生い立ちから何から何まで話してしまう人がいます。これはいい質問の仕方とは言えません。質問の仕方が上手い人は、必要な条件だけ簡潔に話しきれいにまとまっている文章を作り上げます。 

いい質問ができない人は、自分の頭の中でまだ聞きたいことがまとまっていないまま言葉に出してしまっているパターンがよくあります。自分が何が聴きたいのか分かっていないから、きれいにまとめることができないのですね。こういう人は自分で質問の内容を一度紙に書き出して、自分が聞きたいことを整理してから人に質問するようにしましょう。 箇条書きにするのも質問をきれいにまとめる秘訣です。

⑤前向きな質問

質問をしてくる人の中に、後ろ向きな思い込みを込めた質問をしてくる人がいます。「○○が○○なんですけど、私も駄目ですよね。」という具合に、自分がもうダメということの後押しが欲しいような後ろ向きな質問は、回答者も困ってしまいます。逆に「今から○○を始めようと思っています。私は○○ですが、うまくいく方法があれば教えて下さい。」といったように、同じ状況でも前向きな質問をしてくる人には回答者も答えやすいですよね。

自分が逆の立場だったらということを考えて、後ろ向きな質問をしてしまいそうになった時は、できるだけ前向きな言い方に変換できないか考えましょう。 前向きに考える癖をつけていると、実生活でもいいことがありますよ。

⑥一回に質問するのはひとつのことだけ

これも回答者が答えやすいように守りたい質問の仕方です。回答者は知見がある人で、忙しい立場の人の場合が多いでしょう。その人の時間をもらうという意識を持った方がいいです。ここぞとばかりに一度に多くの質問をぶつけるのではなく、質問の内容は真剣に考えましょう。

選び抜いた一つのことを、質問してみます。そこから生まれた疑問は、また自分で調べるなりしてどうしてもわからない場合だけまた質問に行きます。そうやって一回に質問するのは一つのことだけという決まりを守っていると、回答者からもあなたの謙虚な姿勢が伝わり、可愛がってもらえるかもしれません。 トークショーなどでも質問する時間なんだから、いくつも質問して当たり前という感覚はやめましょう。

人生変わる・いい質問の仕方まとめ

自分がもし回答者の立場に立つことがあったら、ここに書いていることがよくわかると思います。普段自分が質問していることが回答者にとって失礼になっていないか、よく考えてから質問することが大事です。いい質問は人生を変えます。ここぞという時にいい質問ができるように普段から練習しておきましょう。 

回答者の立場に立った答えやすい質問がいい質問

「いい質問の仕方」

  1. 質問にゴールがある
  2. 前提条件がハッキリしている
  3. 自分でできるところまで調べている
  4. 質問がきれいにまとまっている
  5. 前向きな質問
  6. 一回に質問するのはひとつのことだけ
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お金って大事だポン。 はじめての「おかねの、おはなし。」特別授業で学んだことを、 友達や家族に、おすそ分けする伝道師たぬき。