皆さんは日常的に電子書籍を使っていますか?電子書籍とは紙の書籍とは違い、電子化された情報を書籍としてタブレット端末やスマートフォン、パソコンなどで閲覧できるようにした仕組みのことです。この電子書籍の中でも最大手が Amazon の提供するKindleです。専用電子書籍端末まで発売されるくらい、電子書籍としての地位を確立しています。
電子書籍を使うことのメリット3つとは?
- かさばらない
- どの端末からでも続きを読むことができる
- 一度ダウンロードすると電波がない場所でも読むことができる
電子書籍は莫大なデータを端末の中に入れることができます。今までは旅行の時などに、本を何冊も持ち運ばなければいけなかった場面でも、スマートフォンや電子書籍専用端末の中にデータを入れておけばいつでもどこでも、自分の好きな電子書籍を読むことができます。
またどの端末からでも続きを読むことができます。電波に繋がっていればそれぞれが同期しているので、例えばスマートフォンで途中まで読んでいて、目が疲れたから電子書籍用端末から続きが読みたいと思った時も、自動的に続きのページまで飛ぶことができます。
そして1度ダウンロードすると電波がない場所でも読むことができます。電波がない飛行機の中でも、端末内にデータを保存していると、いつでも繰り返し読むことができ、一度ダウンロードすると削除して再ダウンロードするときにもお金はかかりません。
こんな便利な電子書籍ですが、自分で電子書籍を出版することができることをご存知でしょうか?この電子書籍出版が今密かな副業ブームの波に乗って、流行り始めています。
電子書籍 Kindleで本を出してみよう
利用している人も多いと思われる AmazonのKindle。
こちらに記事を投稿して自分で電子書籍を作って販売することができます。作り方はとても簡単で、自分が書いた記事を Kindle 用の型式に変換させ、表紙や目次を付け Kindle の審査に通すだけです。
売れやすいジャンルは「ビジネス」
Kindle はビジネスに敏感な男性に人気があるので、ビジネス書が多く売れる傾向があるようです。また女性をターゲットにした片付け本も多く出版されています。売れやすいジャンルを狙うのも副業としては良いのですが、自分で撮った写真を写真集として販売したい方や、自分で作った小説など趣味中心の内容でも売れることがあります。
まずは書ききることが大切なので、稼ぐことを狙って分からないジャンルを書くよりも、練習がてら一冊自分が出したい内容で電子書籍を出版してみるといいと思います。
本の作り方3ステップ
①KDPに登録する
まずは Kindle で本を出版するために、専用のアカウントを作ります。KDPと Google で検索してみると専用のページが表示されます。これは Kindle ダイレクトパブリッシングと呼ばれるアカウントで、ここに登録しないと電子書籍の出版はできません。
②記事を書く
登録が完了したら実際に記事を書いていきましょう。
自分が普段使っている Word やメモ帳など、使いやすいテキストエディターで文章を作っていってください。大体文字数は1万字あたりを目安に作ると一気に書籍らしくなります。1万字文字を書くのはかなり根気が必要なので、書きやすいコツをご紹介します。
・簡単な記事の作り方
簡単に記事を作るためには、文章をそれぞれの章に分割していきましょう。長い文章も小分けにすることで、一つ一つの章ごとに文章を作ればいいのでより難易度が下がります。一番最初に章をまとめて作っておき、その後で空いた時間に一ブロックずつ文章を作るようにすると中身も統一感が出て、簡単に記事を書くことができますよ。
イメージは一章ごとにブログを作っていく感じです。同じテーマについて、ブログで毎日記事を書いていく気持ちでいると、10日も経てば十章も出来ます。1日ひとつずつブロックを埋めていくと、長文を書くこともそれほど難しい話ではありません。
③ 記事をmobiファイルに変換
記事ができたら文章を専用のファイルに変換させます。自分の書いた記事がどのように電子書籍として表示されるのか確認したいときはAmazon Kindle Previewer という専用アプリがあります。こちらで表示を確認したら、記事を変換させてください。
・記事を専用ファイルに変換させるには
記事をmobiファイルに変換させるには、オンライン上にある変換ソフトを使ってください。いくつも種類があるので、自分が使いやすいと思うソフトで大丈夫です。ソフトをダウンロードするのが面倒だという人におすすめなのがConvertioです。日本語のサイトなので初心者さんも使いやすいですよ。
利益配分はどうなってるの?
利益については、自分の取り分が35%と70%のどちらかを選ぶことができます。 これは本を何冊も出版している場合、その書籍ごとに一個ずつ設定を変えることができるので、売れそうな本は70%の利益を選び、売れなさそうな本は35%など臨機応変に変更することができます。
日本とブラジルなどその他の国で70%の利益を受け取るには色々と条件があります。その条件の一つである KDPセレクトに選ばれるには、下記の条件を満たす必要があります。
引用:https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200798990
Kindle 本の主要なコンテンツに対し独占的出版権がある (コンテンツがパブリックドメインではない)Kindle 本が KDP セレクトに登録されている期間 (90 日間) Kindle ストアの独占販売になっているプリント本 (または所有しているその他の形式) は引き続き配布できます。
電子書籍出版が熱いまとめ
電子書籍を出すのは難しいことというふうに考えている人がいるかもしれませんが、実際はやり方さえ覚えれば簡単で何回も繰り返し再現できるので、文章さえ書くことができれば何冊でも出版できます。出版する費用は無料なので、時間が余っている人や、副業で副収入を狙う人などにとてもオススメなビジネスです。
いま電子書籍が注目されている理由 「作り方がとても簡単」
本の作り方
- KDPに登録
- 記事を書く
- 記事を専用ファイルに変換
出版は無料