考え方

支出を下げれば人生が身軽に!貯蓄を増やすためにやるべきこと

「お金持ちになりたい」
それは多くの人が思うことですが、願っているだけでは当然お金持ちになることはできません。

いくらお金がいらないと言う人でも、幸せに生きていくためには、ある程度のお金は必要です。「給料は上がらない、社会保障費は上がり続ける、年金は減り続けて、終身雇用の崩壊」という今の社会では、一般的なサラリーマンの給料だけでお金持ちになるのはなかなか難しくなっています。

年収1億円を超える日本の上位層は2.3%で、一般家庭の80%の家庭は投資どころか生活をするだけで精一杯な場合が多いのです。これから金持ちはより金持ちに、貧乏は貧乏へとより二極化が進むと考えられています。

これは世界全体で見ても同じ状況です。お金持ちをかならず目指さなくてもいいのですが、知ってるのと知らないとでは大きく差が出るので、時間に追われず自由で豊かに暮らせる分のお金を確保して、この世の中を上手に生きていくために学んでいくことが大切です。

今回は、支出を下げると人生が身軽になるということについて話したいと思います。「支出(固定費)を下げる→収入を上げる→お金を投資に回す」の流れを作れば、経済的に豊かになれます。何かを買うことは自分の時間で買っている認識を持って、財布の紐を締める練習をしていきましょう!

なぜほとんどの家庭にゆとりが無いのか

ほとんどの家庭に金銭的なゆとりがない理由は、収入が少ない、支出が多い、投資をしないの3つです。この3つに総合的な原因があります。

  1. 収入が少ない給与所得一本に頼っているため、安定性はあるが給料は上がらず、税金を取られる。時間にも縛られるのでお金を貯めて投資に回せず、なかなかお金がたまらない
  2. 支出が多い家賃や家のローン、保険や車、通信費その他いろいろな支出が多い
  3. 投資をしないお金がお金を生み出す仕組みを作ってない

特に支出について深堀していきます。大人になっていくにつれて、ほとんどの人は多くの負債を背負っていきます。例えば不必要な保険だったり、マイホームや車や派手な結婚式などです。そうさせようとする世の中の風潮もあります。

私たちは何かを買うとき、お金で買っているように見えて、実は自分の時間を使って買っているのです。資産を買うならいいのですが、借金をするのは自分の未来の時間まで先に売ってしまったことになるんです。

借金返済のために残業するのは本末転倒です。残業をすると自己投資にあてる時間も減ります。時間単価が上がらず、お金や税金について学ぶ時間が減ったり、時間がないから短期的な儲けに走らざるを得ないのです。

ギャンブル性の高いものであったり、騙されて詐欺まがいの商材を買わされてしまったりします。そして、どんどん負のループに入ってしまうのです。

負のループに入ってしまったらどうすれば良いのか?

収入を増やそうとするのはいいんですが、まずは大きな負債を手放すことが優先です。家や保険や車、携帯などを必要性も含めて大きいところから見直しをしてみましょう。

また、食費や電気などの細々としたコスパの悪い節約しても心が寂しくなります。精神的なストレスにもなるので長続きしません。限りある資源やお金をどこに投下するか考えてほしいのです。

お金持ちなら気にしなくてもいいですが、一般的な人は固定費を下げるか収入を上げて投資に回さないと、そこそこ豊かな生活をすることは難しいのです。

それから、価格ではなく価値で考えるようにしましょう。価値は一概に数字で見えないので判断が難しいですが、見分けられるようになると賢い買い物ができるようになります。自分の過去、未来の時間を使ってまで買う価値のあるものなのかを考えてみましょう。

そして、自分の価値観や常識はどうやってつくられたものなのかを見直して、一度自分の常識を疑いましょう。「周りがやっているから」と言うのであれば、その周りはお金や時間などの意味で豊かに暮らしているかをちゃんと見極めてほしいと思います。そのために自分が幸せだと思う豊かさの定義を定めて、大切なものを見失わないようにしましょう。

お金持ちになるにはどうすれば良いのか?

お金持ちになる最速のルートは、「支出を下げて、収入を上げて、投資に回す」ことです。

仮に投資にまで至らなかったとしても、支出を下げたり、収入を上げることのどれか一つでもできれば、生活はすごく楽になってきます。

特に、簡単なのは支出を下げることです。稼ぐのが得意な人もいますが、多くの人にとって簡単なのは支出を下げることです。収入を上げるにはどうしても周りが関係しますが、支出を下げることは自分や家庭のレベルで何とかなります。今日、明日、からでもどうにかなることなので、まずは支出を下げるところからスタートしましょう。

支出を下げるのに大切なことは固定費を徹底的に見直すことです。面倒かもしれませんが、家、車、保険、携帯、使っていないカードの年会費など、1回やっておけば後はずっと楽になります。

それから結婚式やマイホームなどの人生の大きな買い物にも注意しましょう。駄目と言うわけではなく、資源は限られているので自分の大事なお金も人生のどこに投下するのかをよく考えましょう。

家計が苦しかったり、将来が不安だったりするのは固定費が原因なことも多いです。支出を下げれば人生が身軽になり、自由な時間もできるので、いろいろと良くなるんじゃないかと思います。支出を減らすのはお金持ちの第一歩です。まずはできることから行動して体感してみてください。

まとめ

以上、「貯蓄を増やすためには、まずは支出に目を向けるべき」ということを中心に説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ぜひ一度ご自身の収支を徹底的に見直す時間を作ってみましょう。1つでも無駄な出費が見つかれば貯蓄や自己投資へまわすことができ、人生を豊かに、身軽にすることができるはずです。できることから始めていきましょう。

  • お金を使うときは「自分の時間を使って買っていないか?」という疑問をもつ
  • 支出を見直す際は大きな負債から手放す(家・車・保険・携帯電話など)
  • 価格ではなく、価値に目を向けてお金を使おう
  • お金を増やすには「支出を下げる→収入を増やす→投資にまわす」流れが大切
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お金って大事だポン。 はじめての「おかねの、おはなし。」特別授業で学んだことを、 友達や家族に、おすそ分けする伝道師たぬき。