日常生活で利用しているサービスを「楽天経済圏」へ切り替えるだけで、受け取れるお金の量が増えます。今までの生活スタイルを変えずとも、受け取れるポイント数をUPできるからです。一度手続きをすれば、まるで不労所得のようにポイントが付与されます。
今回の記事では楽天経済圏とは何か・楽天経済圏に移行する手順や注意点について説明していきます。
特に「楽天市場でたまに買い物をするけど、楽天カードを持っていない」「楽天カードをよく使うけど、楽天銀行の口座を持っていない」という人は、知らず知らずにもったいないことをしているかもしれないので、ぜひ参考にしてくださいね。
楽天経済圏とは?
楽天経済圏とは、日頃から利用しているサービスを、楽天に集中してポイントを貯めることです。例えば以下のように生活することを「楽天経済圏で生活する」といいます。
- 主に楽天市場で買い物をして、利用料金の引き落としは楽天銀行
- スマホ料金は格安SIMの楽天モバイル
- 電気代は楽天でんき
- 楽天証券でポイント投資
- 楽天ビューティーで美容院の予約
- 楽天ブックスで書籍を購入
- 楽天トラベルで旅行の予約
楽天市場で買い物した場合、楽天カードを使用しなくても、購入代金に対して1%のポイント(100円で1ポイント)が付きます。
これを他社のクレジットカードではなく楽天カードを使う、その料金は楽天銀行から引き落としするなど、上記に記載したような楽天サービスを組み合わせることで、最大で16%まで還元率をUPすることが可能です。
ちなみに利用することでポイントの還元率がUPする楽天サービスのことを、SPU(スーパーポイントアッププログラム)といいます。
定期預金の利息や投資信託の運用益と違い、主に翌月までにポイントが付与されるため、すぐに使うことができるのも魅力ですよ。
楽天経済圏へ移行する手順
楽天経済圏を利用する流れは以下の通りです。
楽天銀行の口座開設
楽天銀行はWEBで申込が完結。通帳は無くキャッシュカードが発行されますが、このカードを申込するときに、注意しなければいけないことがあります。
発行するカードは以下から選択できますが、楽天経済圏で生活するためには➁を選択しましょう。
①クレジット機能付きキャッシュカード
➁デビット機能付きキャッシュカード
もし①を発行してしまった場合、楽天カードの発行ができません。楽天銀行で発行されるキャッシュカードのことを「楽天銀行カード」、楽天で発行されるクレジットカードのことを「楽天カード」といい、ややこしいのですがこの2つはまったく別物です。
①のカードと楽天カードは同時に発行できないしくみになっていますので、クレジット機能のついていないカードを発行するようにしましょう。また、デビット機能の有り無しも選択できますが、これはどちらでもOKです。
楽天カードの申込
次に、楽天カードを発行しましょう。こちらも楽天銀行と同じくWEBで申込が完結します。このとき利用料金の引き落とし口座を楽天銀行に設定してください。
楽天市場で楽天カードを利用すれば+2%(合計3%)のポイントが還元。それが楽天ゴールドカードの場合は、さらに+2%(合計5%)のポイントが付与されます。ゴールドカードは年会費が2200円(税込)かかりますが、楽天市場で年間5万円以上買い物すれば十分元が取れますよ。
例:50,000円×5%=2,500円
楽天でんき・楽天モバイル申込
電気代を楽天でんきに切り替えることで、楽天市場での買い物金額に対して0.5%(200円につき1ポイント)また、スマホ料金を格安SIMの楽天モバイルに切り替えることで、楽天市場でのお買い物金額に対して1%が貯まります。
楽天証券・その他サービスの利用
楽天証券で500円以上のポイント投資をすることで、楽天市場でのお買い物金額に対して+1%のポイントが還元されます。ポイント投資とは、貯まった楽天ポイントを使って株や投資信託などの運用商品を購入できるサービスです。
また、必要に応じて以下のサービスも利用していきましょう。
- 楽天kobo(電子書籍)や楽天ブックス(本・DVD・ゲームなど)
- 楽天ビューティー(美容院・整体など)
- 楽天トラベル
- 楽天ファッション
- 楽天TV
サービス内容や還元率は楽天の公式サイトをご確認ください。
https://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/everyday/point/
実際にどれくらいのポイントがもらえるの?
例えば以下の5つの手続きをした場合、還元率の合計は8.5%になります。5つの項目は、一度手続きをすれば毎月適用されるものなので、年間を通して還元率は持続します。
楽天ゴールドカードの利用 | +5% |
楽天銀行から引き落とし | +1% |
楽天でんき | +0.5% |
楽天モバイル | +1% |
楽天証券 | +1% |
合計 | 8.5% |
もし楽天市場で、年間100,000円の買い物をした場合、累計8,500ポイント貯まることになります。
例:100,000円×8.5%=8,500円
そこに他のサービス利用を加えたり、以下で紹介する還元率を上げる「買うタイミング」や「楽天ペイ」の使用で、さらにポイントをUPすることができます。
楽天市場でのお買い物は「買うタイミング」も大切!
毎月、5と0のつく日(5・10・15・20・25・30日)に楽天カード決済で楽天市場を利用すると、全ショップ対象でポイントUP!年会費無料の楽天カードの場合は+2%、楽天ゴールドカードの場合は+4%のポイントが還元します。
また、不定期で開催される「お買い物マラソン」はポイントが多くもらえる絶好のチャンスです。1000円(税込)以上購入したショップの数が、そのままポイント還元率として上乗せされます。
例えば2ショップで買い物をすれば+2%、10ショップで買い物をすれば+10%になります。日用品のまとめ買いをする際に、このキャンペーンを利用するとよいでしょう。
ただし「5と0のつく日」・「お買い物マラソン」は、どちらもエントリーしないと対象になりません。エントリーは会員画面でエントリーボタンを押すだけなので簡単です。忘れないように気を付けましょう。
対象店舗では楽天ペイアプリを活用しよう!
楽天ペイアプリとは、スマホ決済ができるアプリです。楽天ペイアプリを利用することで、最大1.5%のポイントが還元します。
使用する方法は複数あり、おすすめは1番還元率の高い、楽天カードからのチャージ払いです。
①チャージ払い | 楽天カードからチャージで1.5%還元 |
楽天銀行かラクマからチャージで1%還元 | |
➁ポイント払い | 楽天ポイントからの支払いで1%還元 |
③クレジットカード払い | 楽天カードでの支払いで1%還元 |
①チャージ払い
suicaやpaypayのように、事前にお金をチャージして支払う方法です。チャージ方法は楽天カード・楽天銀行・ラクマから選択できます。
➁ポイント払い
今まで貯めてきた楽天ポイントを使って支払う方法です。
③クレジットカード支払い
スマホ画面を提示するだけで、クレジットカードを提示するのと同じ支払い方法をすることができます。クレジットカードを財布から取り出して提示する必要はありませんし、万が一クレジットカードを自宅に忘れてきてもスマホがあれば大丈夫です。
楽天ペイは利用できない店舗もあるため、利用対象店舗を確認したうえで使うようにしましょう。詳しくは楽天の公式サイトをご覧ください。
https://pay.rakuten.co.jp/campaign/2020/pointprogram/
楽天ポイントの注意点
楽天ポイントを利用する上で注意点が2つあります。
①ポイントの有効期限が短い
ポイントはたくさん貯めてから一気に使いたいと思っている人もいるでしょう。ですが楽天ポイントの有効期限は早めなので注意が必要です。
楽天ポイントの有効期限
・通常の楽天ポイント…1年
・SPU経由の楽天ポイント…約45日間
ポイントが貯まったらすぐに使うことが大切です。ポイントは商品購入時に利用できるだけではなく、楽天カードの利用料金の支払いや楽天でんき・楽天モバイルの支払いにも使用できます。
➁ポイントを貯めるために頑張りすぎないこと
楽天ポイントは工夫次第でたくさん貯めることが可能です。ポイントセールで通常よりも還元されるポイントが高いときや、飲食店やドラッグストアで楽天ポイントがもらえることもあります。
ただ、ポイントに執着しすぎないように気を付けましょう。楽天経済圏をフル活用すれば最大で16%のポイントが還元されますが、そこを目指して無理したところで、多くの時間を割いてしまいます。
そんなにお金が欲しいのであれば、その時間で収入アップのための情報収集・勉強など、もっと有意義な使い方ができるはずです。
8要素まとめ
以上、楽天経済圏について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。楽天経済圏へ移行すれば、これまでの生活スタイルはそのままに、ポイントを貯めることが可能です。
口座を作ったり、スマホを切り替えたりすることが面倒だと感じる人も多いと思いますが、一度手続きすれば毎月勝手にポイントが付与されていきます。ぜひ行動してみてくださいね。
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- 楽天経済圏とは日常生活で出来る限り楽天サービスを利用してポイントを貯めること
- 楽天経済圏を利用すれば利用料金に対して最大16%のポイントが還元される
- 移行する流れは、楽天銀行で口座開設→楽天カードの申込→楽天でんき・楽天モバイルへ切り替え→楽天証券やその他サービスを利用
- 楽天銀行で発行するカードはクレジット機能が付いていないものを選択する
- 5と0のつく日・お買い物マラソンのタイミングで購入すればさらにポイントアップ
- 対象店舗では楽天ペイアプリがお得。還元率が高いのは楽天カードからのチャージ
- 楽天ポイントの有効期限は短いので注意
- ポイントを貯めることに執着しすぎないように注意