考え方

好意をうまく受け取る人は、なぜ得をする?

あなたは人からの好意をうまく受け取ることができますか?日本人は謙遜したり遠慮したりする行為が美徳とされています。昔からご両親に、人からプレゼントをもらうのは良くない行為だと教えられてきた人も多いのではないでしょうか。しかし人からの好意をうまく受け取る人は得をする上に、可愛がられます。

あなたも人からの好意をうまく受け取ることができたら、人生一変するかもしれません。今回は好意をうまく受け取る方法や、心構えを解説していきます。最初は慣れないことでぎこちなくなってしまうかもしれませんが、練習するうちにだんだんできるようになるので試してみてください。

好意をうまく受け取る方法

①人に依存するような考え方はNG

まず基本になる感覚なのですが、人に依存するような考え方は絶対にやめましょう。人からものをもらって当たり前、自分は一方的にものをねだる立場にあるという人は考え方を改めないと人間関係まで崩してしまいます。あなたが逆の立場だった場合一方的にものをねだってくる人のそばにはいたくないですよね。近くにいるだけで自分が損した気分になってしまいます。

しかし同じように相手から何かを受け取るのに、相手を損な気分にさせない人がいます。この人は初めから見返りを求めて行動していません。相手に依存するような考え方で行動すると、言葉の端々に自分がものを欲しがっている態度が出てしまいます。それを感じ取ると人はもともとは何かしてあげようと思っていたのに、なんだかやる気が削がれてしまう生き物。

一生懸命頑張って生活しているとその頑張りを他人が認めてくれ、相手が自発的に何かしてあげようと言う気持ちになります。好意をうまく受け取る人は、相手を自然と、自分のことを応援したい気持ちにさせる人です。

②素直にお礼を言って感謝を全身で伝える

ものをもらう以外にも何かしてもらった時に、あなたは素直に一生懸命お礼を伝えていますか?全身でお礼を伝えることに慣れていない日本人は、お辞儀をしながら口先だけでありがとうを伝える人が多いです。それも悪くないのですが、できることなら全身を使って喜びを表現することも必要。

その方が単純に何かをしてあげた相手も嬉しいですよね。自分がしてあげたことがこんなに反響を呼ぶなんて、と感激すらしてくれます。人が何かをしてあげるとき、リターンがないと次にまた同じようなことをしようと思いません。繰り返し親切にしてくれる人は、あなたから喜びや感謝など形にならないものを受け取っています。それならば素直にお礼を表現する方が相手にとっても気持ちがいいですね。

③自分も相手に対して何ができるかを考える

人からの好意をうまく受け取る人は、自分も相手に対して何かできないかということを常に考えています。何も金額の高いものをお返しする必要はありません。自分がベランダで育てている花が咲いたらそれを少しおすそ分けするなど、感謝の気持ちが伝わることが大切です。

また自分が得意なことが意外と相手にとっては苦手な事というパターンもよくあります。自分が何かできることがあれば積極的にアピールして、お手伝いしてみましょう。もちろん見返りを求めてのことではありません。自分ができることで相手に何かしてあげたいと思うのは人付き合いの基本です。そうやって良好な人間関係が築かれていきます。

④もらうことに対して申し訳なさを出さない

人に何かをしてもらったり、ものをもらったりすることをあまりいいと思わない人は多くいます。それは日本の国民性がそうさせている部分も大いにあるでしょう。しかし相手がこれがいいと思ってしてくれていることなので、受け取るこちら側はそれに対して遠慮する必要など無いのです。

自分がもし何かしてあげたときに相手が申し訳なさそうにしていたら、何か悪いことをしてしまったのかとこちらも心配になります。もし本当に感謝をしていて、それと同時に申し訳なさを感じていても、それを相手に伝える事は控えておきましょう。相手が嫌々しているわけではないことなので、気持ちよくやってもらうのが大切です。

⑤言葉でうまくお礼を伝えられない場合は手紙やメールにする

言葉でうまく感謝の気持ちを伝えられない人がいます。それは性格の問題で、その人が悪いというわけではありません。感謝の気持ちがたくさんありすぎて、どう表現したらいいか分からなくなることもあります。大事なのはその感謝の気持ちを自分の中に閉じ込めておかないこと。

感謝の気持ちを伝える手段は言葉以外にもいろいろあります。話すのが苦手な人は手紙やメール等、文章にする方法がお勧めです。文章なら自分の中でゆっくりと考えを整理して相手に伝えることができます。また形に残るものなので後から見直すことができ、相手にとってもいい思い出になります。文章にするときはやはり手書きの手紙が1番効果的ですね。文字の綺麗か下手かは関係ありません。丁寧に書いていれば大丈夫です。

⑥反応は早ければ早いほど良い

お礼の気持ちを表すのは早ければ早いほど良いでしょう。やはり何かをしてあげたときに反応がすぐ帰ってくる方が、何かをしてあげた相手としては気持ちが良いですよね。感謝の気持ちを自分の中で整理するのも良いのですが、うまい言葉が浮かばないのなら満面の笑みで、ありがとうと言うだけでも充分気持ちを伝わりますよ。

好意をうまく受け取る人は得をするまとめ

好意をうまく受け取る人は感謝の気持ちを表すのが上手です。しかし誰もが表現することが得意というわけではありません。それなら自分なりの感謝の気持ちの伝え方を考えてみるのも良い方法です。相手にどれだけ気持ちよくなってもらうかということを中心に考えてみましょう。

相手に気持ちよくなってもらうと自分も相手も嬉しい

  1. 人に依存をするような考え方はダメ
  2. 素直に全身でお礼を伝える
  3. 自分も何ができるかを考える
  4. 申し訳なさを出さない
  5. 手紙やメールなど文章を使うこともあり
  6. 反応は早ければ早いほど良い

 

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お金って大事だポン。 はじめての「おかねの、おはなし。」特別授業で学んだことを、 友達や家族に、おすそ分けする伝道師たぬき。