あなたが今よりもいい仕事がしたい、もっとより良い人生にしたいと思っているのなら、今回の記事はとても大切です。「自分の人生の責任は自分で持つ」なんて当たり前のことだと思っているかもしれませんが、なかなかこれができなくて人生に行き詰まっている人もいるのです。今回は今よりも稼ぐためにだけではなく、人生そのものの質を上げる重要な項目となります。
「悪いことの原因は全部自分にある」と考える
「悪いことの原因は全部自分にある」。こんな風に書いてしまうと、どんなに理不尽な目にあっても我慢しなくてはならないのかと思ってしまう人や、どうしても相手を許せないことがあるのに自分が悪いのかと腹を立ててしまう人もいると思います。
そうではなくて、今回のこの「自分の人生の責任は自分で持つ」という言葉は、原因を自分の中に探し、自分で変えられることは積極的に改善を加えて行こうという話です。
原因を自分以外のところに持っていく人の特徴
今起こっている出来事は全て自分が行った行動の上に成り立っていることです。原因を自分以外の所に持って行く人は、自分の改善点を見つめられず対処療法ばかりして人生乗り切っていくので、根本的な原因を解決することができません。
その結果何度も同じような手痛い失敗をしてしまいます。この失敗昔も同じことで苦しんだなというような経験がある人は、あまり成長できていないようなので原因を自分のところに持ってきて、改善できる所を改善していきましょう。
原因を自分のところに持って行く人の特徴
原因を自分の所に持っていく人の特徴は、常に自分がどういう行動をとれば一番最善の方法なのかを客観的に見ることができます。すると感情で動くことがなくなるので、同じ失敗を繰り返さないようになります。
自分が原因と言っても、それを認識することが重要です。自分が原因だから自分を責めるのではなく、じゃあどうすればいいのかという未来の行動に認識を向けていくことが、この考え方の成功する秘訣です。
自分を必要以上に責めることはない
これは先ほども言ったように、自分の未来を変えるための考え方です。ですので原因を自分の所に発見したからといって、自分がダメなやつだからもうだめなんだと、諦めてしまうことを勧めているわけではありません。
原因を自分の中に発見して、そこから自分の行動をどう変えていくかはあなた次第です。他人は変えられません。変えられない他人を変えようとするのではなく、変えることのできる自分自身の行動を変えるために、悪いところはなかったか自分でチェックしていくことが必要です。
どうしても許せない人がいる場合
そうは言っても、本当にこちらに悪いところがないのに理不尽なことをしてくる、言ってくる人は存在します。そういった時にも活用できるのが今回のこの考え方です。
そもそもこういう人と関わってしまった自分に原因があるのだと思うようにします。
そしてそこが悪かったと反省したなら、今度から繰り返さないために同じような雰囲気の人を見つけたらなるべく距離を取ってみたり、向こうから近づいてくる場合、毅然とした態度で断ることなど自分が自分の未来のためにできることはたくさんあります。
でもその中でもどうしても許せない人がいる場合は、その人のためではなく自分のためにその人を許すようにしましょう。
楽しくない時間を増やさない
他人は変えられないけど、自分と自分の未来だけは変えられます。これを心に刻んでおくと、どんな理不尽な人が出てきてもその人に時間を取られることはありません。確かに理不尽な目にあった直後は感情でモノを考えると、許せないと怒りに震えることがあります。
しかし大切なのは自分が楽しい時間を増やすことです。そのためには相手のことを考える「楽しくない時間」を極力減らすことが大切。
楽しくない時間を増やさないためにも、自分の中に生まれた怒りの感情を否定するのではなく認めてあげることが大切です。そのためには、相手のためではなく自分のためにその人を許すようにという考え方が、前向きで無理がなくいいでしょう。
相手のためではなく、自分のために怒りを認めてあげる。そして許してあげるなら、自分のためになるので素直に感情を抑えることができます。
自分がそういった人を引き寄せているかもしれないと考える
例えばお金を持っている人が、派手な身なりをして、金色の腕時計やネックレスを見せびらかして歩いていたとします。すると寄ってくるのはお金目当ての人が多くなるのは自然な話です。しかし当の本人は、自分の周りにはお金目当ての人しかいないのかと嘆いています。
これを自分に原因があるという風に考えると、なるべく金目の物を見せびらかさないファッションにしようとしたり、相手の素性が分からないまま付き合うのを止めるなど改善策がいくつも見つかりますね。仕事をしていると事業がうまくいって一時的にお金が儲かる時があります。
しかしそんな時によってきた人をすべて信頼するのではなく、自分もなるべく質素とまでは行かなくていいのですがおとなしめの格好をするなど、対策を打つことができます。原因を自分に持ってくるとそういった改善策を思いつくので、結果被害にあう可能性も少なくなります。
「自分の人生の責任は自分で持つ」まとめ
他人に原因があると考える人は、いつまでたっても成長しません。それどころかトラブルをいつも抱えているので、次第に人が離れていきます。そうならない為にも原因は自分の中にあるということを肝に銘じて、自分の人生の責任は自分で持つと心がけると人生が好転していきます。自分を責めなくていいので、今より、より良い未来のために行動を起こしてみましょう。
「他人は変えられないけど自分は変えられる」
- 悪い出来事の原因は自分の中にあると考えると、人生が好転していく
- 自分を必要以上に責めることはない
- 自分のために理不尽な人を許す
- 楽しい時間を増やす
- 自分が悪い人を引き寄せていないかチェック