考え方

落ち込んでない?不安を軽くする6つの方法

些細なことに不安を感じて、何をするにもマイナスの感情に取り付かれてしまう。そんな人はいませんか?用心深いのはとても良いことですが、不安に取り憑かれて身動きができなくなってしまうのは、これからの人生にとってあまり良くない傾向かもしれません。

これからの社会はどんどん環境が変わる中で、行動力が全てになっていきます。そんな時、自分の不安をうまくコントロールできる人が慎重かつ大胆な行動ができて結果が残せるようになります。今回は不安を払拭して、不安に飲み込まれないようにする方法をいくつかご紹介します。

不安が全てなくなることは、ほぼない

まず前提として覚えておきたいのが、ストレスや不安がすべて悪だとは限らないということです。不安があるからこそ人は準備に時間をかけたり、無謀な事をしなくなります。人生の中ですべてがうまくいくことは基本的にありません。

そうなると不安が全てなくなるということはないかもしれない、くらいに考えていた方が精神衛生上良い結果をもたらします。そのくらいの割り切る気持ちが心を軽くするのかもしれません。

不安を軽くする6つの方法

①答えのない悩みは捨てる

「もしもの事態に備える」と言うと、とても良いことのように聞こえますが、もしもの事態を考えすぎてそれに取り憑かれて不安に苛まれてしまうということはありませんか?答えのない悩みは捨てましょう。いつだって問題は実際に起こってからじゃないと解決しようがありません。

もしかするとこうなるかもしれない、ああなるかもしれない。そんなことに自分の想像力を使っていると、時間がもったいないと思いませんか。自分が生み出した不幸に自分で飲み込まれてしまっていると気がつけば、少し気持ちが冷静になるかもしれません。答えのない悩みは考えないことも重要です。

②解決策を考える

不安に取り憑かれて、それを怖がっているばかりでは何も前に進みません。それについて考えるなら、どうせだったら解決策を考えましょう。すぐに解決策が浮かぶ問題ばかりではないと思います。そういう時は考えるのをやめるという選択肢も重要です。

じっくり考えると、答えが出る不安はもはや不安ではありません。乗り越えるべき課題です。それについては問題を因数分解して、小分けにして考えると解決策が浮かびやすくなりますよ。

③情報を集め過ぎない

不安に思っている人のほとんどが、ネットやテレビなどで情報を集めすぎています。不安に思うと、それを解決するために色々な情報を集めたくなりますが、情報は全てが正しいものとは限りません。特に今は色々な情報が溢れすぎて、どれが正しいという判断をつけるのは難しいことでしょう 。

情報集めすぎるとそれで頭がいっぱいになり、さらに混乱してしまいます。目の前の不安が1だったのに、情報を集めることで100にも200にもなる。そんなことが起こってしまうのです。不安を抱いたらなるべく情報をシャットアウトするということも大切ですね。

④不安に感じている自分をケアする

不安を払拭するためには、自分がまず不安に感じているということを自覚しなければいけません。不安定な精神状態でも「自分は大丈夫だ」と頑張り続ける人がいます。そんなに大丈夫な状態ではないのに、不安な感情を抱えたまま突き進むと、自分の心の健康を損ねてしまいますよ。

自分が不安に感じているということに気がついたら、自分をちゃんとケアしてあげましょう。気分転換のためにどこか旅行に出かけたり、それが出来ない場合は長めに湯船に浸かって早く寝るなど、毎日の生活も重要になってきます。こまめにケアをして、大きくメンタルを崩さないように気をつけるのも大人ですね。 

⑤因果関係と相関関係を区別する

目の前の事すべてに不安を感じる人は、因果関係と相関関係をごちゃまぜにしています。因果関係というのは、原因がはっきりしていて、その原因によって必ずその現象が引き起こされる関係です。相関関係というのは、そうなる可能性が高いがはっきりそれが原因とは言い切れないという関係です。

例えば金髪の学生が全員不良かと言うとそうとは限りませんよね。金髪と不良というワードの間には因果関係は存在しません。自分が不安に思う事柄があったとしても、それが必ず悪い結果につながるとは限らないということがあるのです。ですので、もし自分が気になることがあったら、それが必ず悪いことにつながるか一度しっかり考えてみる必要があります。

⑥自分に何が必要かを知る

自分には何が必要かをている人はとても強いです。例えば一口に稼ぎたいと言っても、何のために稼ぎたいのかということまで考えている人は少ないのではないでしょうか。そこがはっきりしていると、自分が必要なもの以外は諦めることができます。手に入らなかったとしても不安に思うことはないということです。

自分に何が必要か分かっていない人は、他人が持っているものを欲しがります。するとそれを手にしていないことに対して不安を抱くのです。自分に何が必要かを知ると、それがなくなります。最初に言ったように全ての不安がなくなることはないかもしれません。自分が欲しいものだけしっかりつかむようにしましょう。

不安を払拭する6つの方法まとめ

物事を論理的に考えると、不安を感じにくくなります。論理的に考えることの基本は、事実を見つめるということです。「もし」や「かも」という言葉に取り憑かれていると、大切なものまで見失ってしまうかもしれません。

  • 事実を論理的に見つめると不安が軽くなる
  • 「不安をすべて無くすことは難しい」

不安をちょっとでも軽くする方法

  1. 答えがある悩みに注目する
  2. 解決策を考える
  3. 情報過多にならない
  4. 自分のケアをする
  5. 因果関係と相関関係を区別する
  6. 自分が欲しいものは何か理解する 

 

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お金って大事だポン。 はじめての「おかねの、おはなし。」特別授業で学んだことを、 友達や家族に、おすそ分けする伝道師たぬき。