計画的に貯金をする5つの方法

皆さんは、計画的に貯金ができる性格ですか？自分が思っている以上にお金を使ってしまっている人や、自分の使っているお金の全体額を把握できていない人も多いのではないでしょうか。

家計簿をつけようと何度も挑戦してみたものの、使うたびに記録していくなんて手間がかかるし、レシートもすぐ捨ててしまう。気がつけば貯金額がどんどん減っていたなんてことも。今回は計画的に貯金をする方法を解説します。どんな性格の人でも順番にやっていけば再現可能なので、真似してみてください。

計画的に貯金するには？

①具体的に目標を決める

計画的に貯金をするには、まず目標を決めましょう。どんなにしっかりした決意をしていても、目標がなければその決意は揺らいでしまいます。また、自分がそうしたいと本当に思っていなければ、ちょっとした誘惑にもすぐ負けてしまうでしょう。

計画的にお金を貯めるには、まずなんのために貯金するのかを具体的に紙に書き出しましょう。紙に書けば常に自分の目に入るので、決心が揺らぎそうになった時も見直して初心に帰る事ができます。「新しいパソコンが欲しい」というざっくりとした目標もいいのですが、ここはもっと具体的に「〇〇メーカーの〇〇というパソコンが欲しい」と書いておきましょう。

そしてその目標が達成できるように、必要な金額を一緒に書いておきます。

例えば10万円のパソコンが欲しいなら、目標額10万円とその横にあと何万円必要とまで書いておきましょう。なるべく目標を具体的にしておいた方が、意識が集中しやすく願いが叶うと、自分自身が思いやすくなります。この自分で頑張ればなんとかなると思う事が大切です。

②目標が大きすぎる場合は分割する

例えば一口に目標を決めると言っても、その目標は人によって違います。その目標が大きかった場合、いくら具体的に目標を決めても叶う気がしないという人も多いでしょう。そんな場合は、目標を分割しましょう。

よく小さなステップから始めて、どんどんそれを積み重ねていくのが大きな成功体験につながると言われています。貯金も同じ事です。一ヶ月で10万円いきなり貯めるのは無理でも、一ヶ月3万円なら可能かもしれません。それを何ヶ月もコツコツ繰り返していくと、やがて大きな金額になります。

ここで注意したいのが、小さな目標を達成するたびに、自分にご褒美を与えないという事です。小さな目標を達成するたびに自分にご褒美を設定していると、目標がご褒美にすり替わってしまいます。そして人は自分に甘い生き物です。ご褒美で無駄遣いをしてしまう可能性も高いので、できるならご褒美は設定しないようにしておきましょう。

③月の支出と収入を把握する

自分が月にどのくらいお金を使っていて、どのくらいの収入があるのか把握していない人は多いですね。収入は単純にサラリーマンの場合、お給料として毎月振り込まれるのでわかりやすいかもしれませんが、支出は細かく計算しないと流れが見えてきません。

この支出を把握する事が計画的に貯金をするためにとても大切です。家計簿をつけるのがめんどくさいという人は、キャッシュレス決済をうまく利用しましょう。使い方は簡単です。キャッシュレス決済用の通帳を一つ準備して、その中に毎月1日10万円入れるだけ。あとはその通帳を使って支払いをしていきます。

キャッシュレス決済は利用履歴が見えるので家計簿をつける必要はないですし、無くなったらまた10万円追加するだけで、毎月自分が何円使っているのかがわかります。ポイントも付きますし、現金で支出を管理するのが面倒くさいという人にぴったりです。

④減らせる支出、増やせる収入はないか検討する

自分の収入と支出が見えてきたら、どれくらい節約したらいいのかも見えてきますね。例えば月にあと貯金を5万増やしたいと考えたとします。その時、5万円節約をしたらいいと考える人が多いと思いますが、増やせる収入がないかにも目を向けてみましょう。

単純に今から月に5万円節約する場所を探すのは大変です。しかし月に1万円節約して、4万円収入が増えれば結果的には同じことになりますね。減らす事だけで全て賄おうと考えず、増やすことにも注目してみましょう。

会社員で月4万円収入を増やす手段は、やはり副業がおすすめです。お給料を4万円アップさせるのはなかなか短期間では難しいでしょう。しかし副業ならメルカリで不用品を売るだけでも月4万円プラスを達成できるかもしれません。減らせる支出、増やせる収入トータルで貯金できないか考えてみましょう。

⑤もしものための備えは別で持っておく

計画的に貯金をするのなら用意しておきたいのが、もしものための備えです。このご時世、いったい何があるかわかりません。できるなら通帳を別に用意して、ある程度の金額を予備経費としてとっておきましょう。この通帳には普段手をつけません。貯金をするときにも、この通帳の予算は別物として扱ってください。

計画的に貯金をする方法まとめ

貯金をするためには、自分の生活に余裕がないとできません。でも余裕ができるのを待っていると、一向にその希望は叶えられないかもしれない。それなら自分で貯金を生み出すしかないでしょう。毎月1万円でも、千円でもプラスになれば成功です。自分をこまめに褒めていきましょう。